NHK紅白歌合戦を見て感じたこと
NHKだからなのか、歌謡曲のイメージが強かったからなのか、紅白歌合戦に対して”アート”としての音楽番組の印象が強かった。
しかし、数年ぶりに紅白歌合戦を見て感じたのは、”エンタメ”としての音楽番組。
音楽を前に押すよりも、演出やコラボを前に出して、”華やかさ”を前に出している姿を見た。
ただの音楽番組では他と変わらないからこその付加価値だと思う一方で、民放のようなお金をかけた華やかさではなく、NHKらしい背景にあるストーリーを前々から仕込んで発信してもいいんじゃないかと思う。(商業的な問題もあるので、あくまで主観)
おそらく、今後も毎年何か”新たらしく見える”コンテンツを提供して、目新しさを保とうとしながら、でもどこかぱっとしない。
「見たいではなく、選択肢がそれしかないからチャンネルを合わせる」
そんなものになっていきそうな予感。